父が救急車で運ばれた件では
すぐに皆さまからの温かいメールを頂き、涙が出ました。
とても嬉しかったです。
ヤバ!!ってときは、
知っている方からの温かいお言葉がとても励みになるものですから、
私も本当に嬉しかったです。
この場を借りて
お礼申し上げます。
ホント、ビックリしました。
ちょこっと時間が出来たので、実家の両親とルークの4人で
桜見物のためにタクシーで近所を1週しよう!と出かけ、
靖国神社で30分ほど桜を眺めたり、桜見物恒例となった
<おさつフライ>をパクパクしたり、ルークのアンヨにつきあったり
平和な時間を過しておりました。
そして、別の場所に移動しよう!と
タクシーに乗ったところ・・・・
すぐに
ンゴー。
ンゴー。
と、なにやらヘンな音が・・・。
ん?
運転手さんがヘンな音だしてるの?
と思い、前の座席を覘くと、、、、、、
ひゃー、父ちゃんがイビキかいて目は半開き。
「救急車を呼ぶから、車をとめて~」
と、運転手さんの腕をつかんでグイグイやり、
運転手さんを驚かせた私。
さあ、救急車に電話したのはいいが、
なんせ、ここは路上。
119 「今いる場所を教えてください」
私 「イタリア文化会館のところです」
119 「詳しい場所を教えてください。」
私 「近くにイタリア文化会館がります。」
119 「詳しい場所を教えてください」
私 「戦没者墓の近くです。あ、それに二松学舎もあります。
千鳥が淵のいりぐちですーーーーーーぅ。ひぃ~~」
119 「何どおりですか?詳しい住所を教えてください」
私 「外だから、住所がわかりませんんんんんんんーー。 (もう勘弁してくれーーーの気分)」
でも、119番は許してくれず。
思い立って、
急いで近くの美術館に入り、人込みをかき分け案内のオバチャンらしき人を
グイっと捕まえて、
「救急車を呼びたいので、ここの住所を教えてください!」と、きっぱり。
ここですごいのが、このオバチャン。
きっといつもは、館内の案内とか、作品の案内を優雅にしているだろうに、
このいきなりのとっぴな質問にも
間髪煎れず、即答だったこと。
ああ、このオバチャンのお陰で
住所がわかり、その後数分でサイレンが聞こえ
私は一安心。
ちなみに、この119番とのやりとりに
5分もかかってしまったことが後で判明。
そして、ルークをダッコしている腕が重いなーと思っていたら、
向こうに見えるは
真っ赤な消防車。
ん?
アタシったら慌てて消防車呼んじゃったの?
いえいえ、父が意識がないと伝えたんで
あちらの判断で救急車が到着するまでの間、
とにかく現場にいかなくては!ということで
消防車で救急隊が駆けつけてくれたのでした。
消防車にほぼ箱乗り状態でい救急隊員さんが見えたときの
安心感たるや・・・。
私、かなりドラマチックな表情をしていたハズ!
その後は、救急車も到着し、係りつけの病院へ搬送してもらいました。
車内では、ルークのために
隊長が、自分の座席を空けてくれて、私はゆっくりと
オッパイタイムができ、ルークはスヤスヤ夢の中へ・・・!
はあ、ルークが居てくれて
私の気持ちも母の気持ちも和んで、本当に助かったです・・・。
病院では、セゾンちゃん(ルーク父のマミーちゃん)、ルーク父も駆けつけてくれて、
ゆたちゃん(ルーク母のマミーちゃん)ココロもほっと一安心。
私とゆたちゃんとルークを乗せて、セゾンちゃんが自宅まで送ってくれて、
私達の話し相手と治療をしてくれました。
んで、肝心の父ですが
意識がすぐに回復し、検査をしてもどこも悪くないとのことでしたので
自宅へ戻ってきて、自宅で療養しております。
大分への旅行、この寒暖の差があった気候、日ごろの疲れなどが重なって
こうした症状になったんじゃないかなーと思います。
意識を失っている父を見ながら
「私、パパと最後に交わした言葉はなんだったろう・・・。
パパに対してその瞬間にココロをこめた対応をしただろうか・・・」と
考えましたよ・・。
父は、自分のカラダと命を使って
私に大切なことを沢山教えてくれていますが、
さっきまで、なんともなかった父がいきなり意識を無くしたことで
本当に学びました。
一瞬一瞬、人との関わりを丁寧に
ココロをこめて向き合うことの大切さを。
父は人に対しても物事に対しても
丁寧すぎるほど丁寧で、私はソレをもどかしく思うこともありましたが、
毎回同じ対応が出来るって、本当はすごいことなんじゃないか・・・って
考えさせられた今年の春です。
長くなりましたが、
ご心配くださった皆さま、
本当にありがとうございます!
感謝
みずのゆみこ
—–